うつ病主夫の闇

 現役うつ病患者。うつ病を深く正しく知るためのブログ。

【自爆営業】自分で買うことが普通の会社に勤めていた話

自爆営業が酷い会社について今後書いていきます

自爆営業(じばくえいぎょう)とは、企業の営業活動において、従業員が自己負担で商品 を購入し、売上高を上げる行為のこと。全てはノルマ達成のために行なわれる。営業 成績のために身銭を切る行為を自爆になぞらえた比喩である。

引用:Wikipedia

 

わたしはうつ病で会社を退職し小学生三人を子育て中の専業主夫です。

 

退職した会社が原因でうつ病になりました。この会社の酷いことのひとつ自爆営業について今後書いていきます。今回は概要を書きます

 

「自爆営業が酷い会社」カテゴリで括っています。

 

 

メガネやさんで働いていた

Glasses collection 5

メガネやさんで働いていました。メガネをたくさん売って月の目標を達成することが社員に課せられます。月間売上目標を達成するために一生懸命でした。

 

一店舗の月間売上目標は店舗規模によりますが300万~1000万です。小規模店舗は300万くらい、一日の売上が約10万円くらいです。大きな店舗はコンタクトレンズや補聴器も売れるので一日の売上が約30万以上です。

 

数を売って売上を獲得するいわゆる格安メガネ店ではありませんでしたが、格安メガネ会社の台頭で低価格のメガネも販売していました。

 

売上目標未達成でも給料が直接的に下がることはありません。月間目標を達成すると1~3万円を貰えましたが、給料よりも社内での自分の立場や位置に響くので達成するために必死でした。

 

自爆営業が当たり前

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 自爆営業は普通のことだと思っていました。あまりにも当たり前に行われているからです。ベテランで優秀な店長でも堂々と自爆営業をして高々と笑っていました。

 

自爆することがすごいことなんだ!偉いことなんだ!と新人の頃のわたしはそう感じました。社会人はこんなものなんだと感じました。疑問には思いませんでした。目標の数字にシビアに向き合っているんだと思っていました。

自爆営業で出世

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「自爆するほど出世する」

 これが常識でした。自爆する人ほど暗黙的に認められ良い待遇を受けていました。上司からのパワハラ具合が極端に少なくなりました。

 

自爆営業することは会社やお店の事をそこまでして真剣に愛しているのだという証でした。自爆営業をすると自分自身の中に満足感が生まれました。ここまでして頑張っているんだという思いが湧いていました。

 

自爆営業が日常的

直接上司から指示はありません。暗黙の了解です。売上が足りないとどうにかならないのかと閉店後に上司が言ってくるのです。もうこれはおまえが金を払えという指示同然です。

 

売上が足りなければ自爆営業をしようと常に考えていました。一日の売上が極端に少ないときは悲惨な売上額を上司に報告したくないために自分で買っていました。この時のために、普段から「今度は何を買おうか」と悩んで前もって次は何を買うのかを決めていました

 

元々給料はパート以下

役職に就いていない一般社員の男性で手取り13万でした。わたしは入社3年目から役職に就いていたのでもう少し頂いていたのですが、店長などの責任のある役職につくと自爆営業率が飛躍的に上がりますから役職についても全く余裕はありませんでした。

 

普通の暮らしができない実態

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社員は世間と比べて極端に結婚している率が低かったです。実家暮らし比率も世間と比べて高いです。家やマンションを所有している人はほんの僅かで、持っていても中古が多かったです。子どもを大学に行かせるためにお金がないから会社から借りている超ベテラン社員がいました。

 

しかし、メガネだけはたくさん山ほどありました。自分でメチャクチャ買っているからです。

ワーキングプアが見えにくい

 元々メガネ業界は給料が安いです。ベースが低い業界にいるのだから基本的には仕方がありません。手取り額を見ればまーまー結婚せずに一人であれば暮らしていけるだろうくらいの手取りです。

 

正社員なので社会保険は完備、突然首になるリスクは少ないです。でもその少ない手取りから自爆営業しているから実際はもっと少ないお金で生活をしています。

 

お金がないから、自爆営業をクレジットの10回払いする人もいました。お金がなさ過ぎて不正をして売上金を誤魔化して解雇になる人がたくさんいました。

 

自爆営業は多様

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自爆営業と言っても、様々な自爆の仕方があります。

 

メガネを自分で買う事がまず想像されますが、その他にも自爆の方法や手段がたくさんあります。

 

今後紹介したいのですが、例えば、メガネを買ってもらうためにお客様から商品などを買う人もいました。メガネの売上のためにメガネを自分で買うのか、お客様と取引をしてお客様からセールスされた商品を買うのか、買うのはメガネではありませんが一緒の事です。その後もセールスされるので割に合いません。

 

わたしもお客様からおせち料理や門松や野球ボールを買わされたりしました。

お客様と互いに買い合っているという事が社内では誇らしい事だったのです

 

また、このメガネやさんは他業種に手を広げていてメガネやさんなのに食品や携帯電話、貴金属を買わされていました。

 

今考えるととても変でおかしな事ですが、当時は超真面目に自爆営業していました。会社というのはとても閉鎖的で間違ったことが正義になるところだったなと今では感じています。

 

 ネタがたくさんあるので分けて書いていきます。とっても変な世界なので良ければ覗いて下さい。